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大学受験におすすめの英語試験は?

大学受験で英語資格を持つメリット

大学入試を控えている学生の方々には、ぜひ大学入試に役立つ英語試験を受けるようおすすめします。受験生が英語試験を受けておくメリットを5つほど見てみましょう。

大学入試の英語試験を免除されることがある

大学・学部によっては、指定の英語試験で指定の級(スコア)をクリアした受験生に対し、大学入試における英語試験が免除されることもあります。1科目分の受験勉強が免除されれば、大学入試はかなり有利な展開になるでしょう。

大学入試の得点換算に利用できることがある

取得した英語試験の級(スコア)を大学入試の得点に換算できる大学もあります。 換算方法は大学により異なりますが、多くの場合、英語の試験を受けたものとして点数化されるか、または総合得点に加算されるかのどちらかです。

実質的に志望校を複数回受験できる格好となる

例えば英検は年に3回実施されていますが、仮に1回目の試験で不合格だったとしても、2回目や3回目の試験で合格する可能性があります。英検合格を条件に英語試験を免除されたり得点換算されたりする大学を受ける予定の人にとって、実質的に志望校を2回、3回受験したような格好となります。

受験対象の幅が広がる

推薦入試の出願条件として、英語試験の級(スコア)を指定している大学は少なくありません。また昨今では、一般入試でも英語試験の級(スコア)を指定する大学も登場してきました。 英語試験に合格していれば、これらの出願条件を課している大学も受験対象に含めることが可能となります。

他の教科の勉強に時間を使える

仮に、志望校が指定する英語試験に合格済みで、英語の試験が免除されることが分かっている場合、極論すれば英語の受験勉強をする必要がなくなります。その分の時間を他の科目の受験勉強へ充てることができる点で、大きなアドバンテージを得られることになるでしょう。

大学受験におすすめの英語試験は?

英検

日本英語検定協会が主催する英語試験で、5級から1級まで7段階にレベルが分かれています。4級までは筆記試験のみ、3級以上には面接試験も課されます。 高校卒業時のあるべき英語力として指定されているレベルが2級。そのため、大学入試でも2級の有無が合否判定の材料にされることも少なくありません。 多くの大学で英検を合否判定の材料としているため、英語試験を大学受験に活かしたい方は、最初に英検の受験を検討してみましょう。

TOEIC

国際ビジネスコミュニケーション協会が主催する英語試験。英語を母国語としない人を受験対象とし、「合格・不合格」ではなく「スコア」によって英語レベルを判定します。 出題内容は、英検とは異なりビジネス英語に関連した内容が中心となりますが、日本では大変メジャーな英語試験でもあることから、多くの大学で取得スコアを入試の合否判定の材料に採用しています。

GTEC

ベネッセコーポレーションが主催する英語試験。大人向けの試験もあるものの、基本的には中高生を対象にした試験になります。 4段階の難易度に分けた試験が用意され、自分の学年や英語レベルに適した段階を選んで受験。団体申込みと個人申込み、2種類の申込み方法がありますが、個人申込みのスコアのみ入試の合否判定に有効とする大学もあるので、事前に確認が必要です。

以上でご紹介した3つの試験のほかにも、大学によっては大学の合否判定の材料として別の英語試験を採用している場合もあります。英語試験を大学入試に活用する場合には、志望校が求めている試験の種類を確認しておきましょう。